2024年のスタートにあたり

成長

 2024年は地震や事故等大きな出来事で幕を開けました。能登地方の震災で亡くなられた方のご冥福と被災された方、事故に遭われた方の一日でも早く、日常が訪れるよう祈念いたします。2024年が皆さまにとって素晴らしい一年になることを祈っております。

2024年の干支 甲辰

 Sai10の年賀状は毎年、干支に絡んだ簡単なメッセージを綴っています。今年は“甲辰だからこそ、一竜一猪を忘れずにまだ見ている明るい将来の源泉にすべく自身の成長を勤しみたいです”としました。無理矢理に“甲”というFirstと“辰年”に結び付けた感はありますが、Sai10自身が成長すべく、様々なことに挑戦し、現状から前進していこうという決意の表れでもあります。“一竜一猪”とは、“竜”は賢く、成功した者のたとえで、“猪”は豚のことで、無恥な愚な人のたとえのようです。一方は竜になり、一方は豚になるということから、努力して学ぶ人と、怠けて学ばない人との間には大きな賢愚の差ができるという意味です。
 努力が必ず自身が目指す結果をもたらすとは限らないことはこれまで生きて来た中で十分に理解はしています。でも何か、目的をもって自身のこれからのキャリアを形成することに意義はあるとも思います。仮説でもよいから、何かしらの目的をもったキャリア戦略を新年という機会を使って立てました。2024年は多くの日本人が“一竜一猪”を心がける可能性があるので、自分自身はそれ以上に心がけないと競争には勝てないかもしれませんね。

自身の強みから発想するBranding

 Sai10は具体的な“こと (比較的must思考に繋がる) ”から発想するのではなく、“どんな状態であれば自身はHappyかという将来の理想状態”から発想しています。理想状態を発想するけるには、自身の強みからスタートするようにしています。Sai10の強みは“客観的な事実を真摯に捉えて技術的なバックグランドを活用した市場動向評価から、事業運営手法、高度な技術開発、品質向上を実行し、事業拡大を実現させるための指針をAsIs-ToBe-Gapを正しく認識し、具体的な課題解決策が提供できること”、と考えています。これがSai10 Brandingになります。信念(人格のようなもの)と行動の一致(Congruency)がもっとも大切とSai10は考えています。
 成功しても想定外のことが起きても、現状より成長できる限りにおいては、大きな損はなく、常に存在する?“不安”を“希望や夢”に変換できるます。不安を抱いて成長する、大人になる、perspectiveが拡がっていくようなものと思います。想定外事象が発生しない人生そのものが最悪のそれこそ大失敗なのでは?これは、主は個人の成長を意識してはいますが、個人の成長を通して、個人が強くなって、会社が強くなる、ことが実現すると考えます。

箱根駅伝から学ぶ“負けてたまるか”Spirit

 今年に箱根駅伝は駒沢大学優勝という前評判とは全く異なり、青山学院大学(以下、青学)が優勝しました。第100回箱根駅伝に向けて青学は“負けてたまるか大作戦”というキャッチフレーズの元、取り組んできたそうです。Sai10は今まで今のZ世代の若者たちに“負けてたまるか・・・”という言葉は響かない、と勝手に思っていました。しかし、青学の駅伝チームは見事に駒大に勝てないと思われた箱根駅伝でスタートの1区(1区でも駒大のエースに35秒差とわずか200mくらいの差)を除いた全部の区間で駒大の選手より良いタイムで走ることができたほぼ、“負けなかった”完全優勝という素晴らしい成果(実績)を上げているのですから。20台前半の若者ができるなら、彼らより年長の私たちだって、“負けてたまるか”精神は活きるのかもしれない、と思ったわけです。
 そもそもSai10は、競合や上司のそのままでは簡単に合意できないが暖かい指示?に対して、言葉は綺麗ではありませんが、“こんちくちょう”精神でやってきた20世紀の人ですから、“負けてたまるか”Phraseは共感度100%でした。青学の選手がどのように取り組んでいたか、本当のところは定かではありませんが、多くが駒大優勝を予想する中でどうすれば勝てるか、勝てそうか、勝てる勝負にしていくかを試して実行してみたのだろうと思います。
 駅伝は走っている選手は個人ですが、チームとしての結果が求められます。一人としてブレーキになれば優勝できません。野球のようなチームスポーツと異なり、試合途中で選手交代はできません。個人個人が強くなる必要があり、その個人の強さがチームに貢献する訳です。そういう意味で、会社という事業チームも個人が強くなることが必要と思います。

さあ、行こう!

 24年が終わるときに、自身が成長したな、と腑に落ちていただき、その結果、会社も事業も相応な計数として結果がでたと思えるように、Sai10も自身が成長することによってクライアント様に貢献していくと共に常に夢と笑顔を絶やさない一年にしたいと思います。
 24年の目標に向けて、この目標は我々の憧れではありません。目標は私たちの憧憬のために設けられてモノでなく、実現するために設定されたものです。憧れてしまうだけでは目標達成は無理ですので、今年一年、目標を達成するために、“Make it happen with our firm confidence!(自信を持って仕掛けていきましょう)”、“解らないモノが解るようになり”、“これまで出来なかったことができるように”成長していきましょう。

 さあ、行こう!(と、大谷翔平選手のパクリです。が、とても元気がでます)

 2024年もよろしくお願いします!

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