Face to FaceでのCommunicationの大切さ

技術

 先日、3年ぶりにアメリカ合衆国のChicagoに行ってきました(勿論、お仕事です)。北米放射線学会(The Radiological Society of North America:略してRSNA)というSai10が携わっている事業でも最も大きな国際学会です。ここでは医師(主に放射線科医、内科医)と放射線に関わる技術者(放射線技師や放射線医療に関わる製造業者、ソフトウエアメーカー等に所属している専門家)の学術的な発表とGEやSiemens、Philips、日本ではキヤノン、富士フィルム、島津製作所などの医療機器メーカーがその最先端技術を披露する展示会で構成されています。Sai10が所属している会社もUSの現地販売会社が中心となり、展示会に出展しました。

RSNA Symbol

 3年ぶりに会えたアメリカ合衆国、ドイツ、スペイン、イタリア、フィンランド、オランダといったヨーロッパ、勿論、韓国や台湾のアジアの人々と再会を喜び合いました。この3年間、Web会議もしたのですが、やはりFace to Faceで会うと違いますね。Web会議では、出席者が双方複数人いることが通常です。したがって、会話はほとんど全て“筒抜け“です(もちろん、非英語の現地言語で話されるとSai10は全くついていけません)。したがって、会議のAgendaが終わると、”See you!“で分かれてしまいます。

 しかし、今回のように直接、会うことができると、いわゆる“ひそひそ話”ができます。そういう話に重要な話題が多いことがいうまでもありません。それぞれの立場での一線というものがあり、それをお互い確認しながら議論を進めていくことが重要です。物理の世界だけでは、まとまらないこともありますし。。。

 Communicationってそういうところから、成立していきます。カーネルサンダースではないですが、“人は論理によって説得され、感情と利害によって動く”。これは、“感情と利害”がCommunicationにとても大切であることを示しているとSai10は感じています。数学と物理だけでは、人に動いてもらえないし、同調や感動も湧き上がってこないのです


 RSNAでは新しい技術の展示も行われています。このBlogでは特定の技術に絞った話はしません。それはまた、別の機会に。ただ、技術がどの方向に行くか、流行と本質は、何となく解かってくるのが不思議です。それと中国勢は勢いがあります。“ゼロコロナ“で経済は停滞と言われていますが、そんなことはない。やっている人(グループ)は、やっています。おそらくそういうAggressiveでSmartな集団には、中国政府も思いっきり援助していると思います。

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