2023年9月19日から23日まで、熊本で応用物理学会(応物学会:JSAP)秋季学術講演会が開催され、参加してきました。そうかといって、学会の講演会自体の内容をここに記述つもりはありません。学会に限りませんが、各種の専門家が集まる場面に参加する楽しみ?みたいな紹介をしたいと思います。
Sai10はJSAPのような年会費を支払っている社団法人系の団体に4つ登録しています。
技術系の学会・団体
Sai10が総合電気メーカー入社して最初に入会した学会は日本放射線技術学会(JSRT)です。入社後3年くらいたった時から参加しています。医療用の技術学会で基本的に毎年春に横浜みなとみらいで総合学術大会が開催されます。Sai10は個別の発表を聴講することも勿論ありますが、その時その時のホットな話題を集めたシンポジウム個別の部会(主に撮影部会)に参加することが中心です。
9月参加したJSAPには、博士号取得前後の時期から参加しています。放射線とビーム応用のX線技術Sessionに参加します。東北大、早大、奈良先端大、九大、量子科学技術研究開発機構(QST)、産業技術総合研究所(産総研:AIST)の先生方とお話しする機会が多いです。共同研究のような新しい連携の機会も産まれます。今回の熊本滞在中は、花の香 桜花や亀萬PLUS9といったお酒や焼酎とともに馬刺し、からし蓮根、“おばんざい”を楽しんできました(何しに熊本へ行ってきたのでしょう??)。
日本技術士会は技術士登録をした2011年から原子力・放射線部会に登録しています。原子力という名前の通り、福島第1原子力発電所(1F)の廃炉への取り組みの話や小型原子炉の話もありますが、Sai10は原子力より、放射線関連行事に参加しています。放射線関連では、未来のエネルギーとして期待される核融合のお話を今はITER(核融合エネルギーの実現のための国際的な実験施設。日米中印露韓+EU。フランスに建設中)の副機構長であり、当時はQST那珂研究所の副機構長であった鎌田先生の講演があり、懇意にしていただきました。ほかにサイクロトロンを使った小型加速器を医療用に活用する(陽電子断層撮影法(PET))や様々な放射線同位元素(RI)を生成して活用する)講演会等が開催されています。
中小企業診断士協会
診断士登録をしてからは、上記3つの技術系とは異なる東京都中小企業診断士協会(中央支部)に2021年から参画しています。ここで協会の認定を受けたいくつかの団体・研究会に所属して日々研鑽を積み、その中でSai10と縁のあった企業の発展の一助になる活動をしています。
このように各領域の第一線で活躍されている専門家の方々との交流は、Sai10自身の見識の拡大、現在のホットな話題や裏話等の情報が得られることはとても有益と感じています。
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